政府は温室効果ガスの排出実質ゼロに向けて二酸化炭素を吸収させたコンクリートの利用を今後、公共事業で増やす方針を「実行計画」に盛り込むことが分かりました。
2050年までの温室効果ガスの排出実質ゼロを実現するための実行計画には、洋上風力や水素など14の分野について目標や必要な制度整備などを書き込みます。二酸化炭素の再利用に関しては二酸化炭素を吸収させて造るコンクリートの価格を10年かけて普通のものと同じ水準まで下げ、公共事業での利用を拡大するとします。2025年の大阪・関西万博での導入も検討します。実行計画は今月25日にも決定される見通しです。
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