新年を迎え、経済界のトップが新型コロナで大きなダメージを受けている日本経済に今年、何が必要なのか語りました。
経団連・中西宏明会長:「株主のことだけじゃない、社会のこと、経済のこと全部を考えて会社はあるべき」
経団連の中西会長は「安くていいものを作れば売れる時代は終わった」としたうえで「『新しい価値』を生み出すような企業活動ができるかだ」と成長に向けた課題を指摘しました。
経済同友会・桜田謙悟代表幹事:「2021年は日本らしいイノベーションを生む年にしたい。一番大事なものはダイバーシティー(多様性)だと思う」
経済同友会の桜田代表幹事は終身雇用など日本の人事制度について「制度疲労を起こしている」と述べ、経済発展のためにはダイバーシティー、多様性を重視すべきだと強調しました。また、日商の三村会頭は「経済成長のためには生産性の向上が必須だ」などとコメントしています。
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