米の輸入差し止めに…ユニクロ「強制労働ない」[2021/05/26 07:36]

 ユニクロはアメリカの税関が同社の一部の綿製のシャツの輸入を差し止めたことについて「強制労働が確認された事実はない」との見解を示しました。

 ユニクロは今年1月、ロサンゼルスの港でアメリカの税関による中国・新疆ウイグル自治区の団体が関わった衣料品などの輸入禁止措置を受けて一部の綿製のシャツが輸入差し止めとなりました。

 ユニクロによりますと、この製品で使われている綿は中国以外の国で生産されましたが、縫製は中国の工場で行われたということです。

 ユニクロは当該製品の原材料の原産地証明書類や縫製に至までのあらゆる情報を提示しましたが、輸入は認められなかったとしています。

 ユニクロは「弊社製品の生産過程において強制労働が確認された事実はありません。今後もアメリカ当局と協働していく」とコメントしています。

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