ワクチン購入など 予備費1.4兆円支出を閣議決定[2021/08/27 12:19]
政府は27日朝の閣議で、新型コロナワクチンの購入などに1兆4000億円余りの予備費を支出することを決めました。
政府は感染力の強いデルタ株の拡大を受け、ワクチンの3回目の接種を念頭に、アメリカ・ファイザー社との間で1億2000万回分の追加購入に向けた協議をしています。
予備費から追加のワクチン接種の確保に8415億円を支出します。
また、「抗体カクテル療法」に使う治療薬「ロナプリーブ」の購入などに2373億円を支出します。
政府は今年度の予算で、5兆円の予備費を計上しましたが、今回1兆4226億円の支出を決めたことで、半分程度を消化することになります。