世界的な需要拡大や生産地の天候不順で原材料価格が上昇し、食料品の値上げが相次ぎます。
政府は今月から輸入した小麦を民間に売り渡す価格を19%引き上げます。
輸入小麦は中国の買い付け拡大や天候不順による不作で国際価格が上昇するなど値上げの要因が重なり、年末にかけて小麦粉や食パン、うどんなどに影響が出そうです。
また、味の素AGFは家庭向けレギュラーコーヒー14品目の価格を引き上げ、店頭での値上げ幅はおよそ20%になる見通しです。
さらに、大豆や菜種などを原料とした油脂が値上がりした影響で、雪印メグミルクと明治がマーガリンを値上げするほか、山崎製パンは「まるごとバナナ」など173の商品を値上げします。
来月も食用油などが値上げとなり、家計には厳しい秋となりそうです。
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