冬の電力需給「過去10年で最も厳しい見通し」経産省[2021/10/21 12:08]

 原油や天然ガスなど資源価格の高騰が続くなか、経済産業省はこの冬の電力需給が「過去10年間で最も厳しい見通し」だとして、電力会社などに燃料確保などの対策を求めました。

 電力やガス業界の幹部などが集まった会議で、経産省は東京や中部、西日本で来年2月の電力の予備率が安定供給に必要な3%をわずかに上回るギリギリの状態で「過去10年間で最も厳しい見通し」を示しました。

 そのうえで、想定を超える寒波や計画外の発電所の停止があれば電力の需給が逼迫(ひっぱく)する可能性もあるとして、安定供給に必要な燃料を確保するなど電力会社などに対策を求めました。

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