月や火星への移住に向け…京大と鹿島が人工重力施設の共同研究[2022/07/06 07:40]

 京都大学と大手ゼネコンの鹿島建設は、月や火星への移住に向けた共同研究を始めると発表しました。

 鹿島建設が公開した移住スペースのイメージです。月や火星は重力が小さいため、スペースを回転させて遠心力を加えることで地球と同じくらいの重力にして人類が生活できる基盤を作るとしています。

 月や火星を目指す動きでは、NASA(アメリカ航空宇宙局)を中心に2024年までに月面に人類を送る「アルテミス計画」が進められています。

 京都大学と鹿島建設は、こうした動きに遅れを取らないように今後、共同研究を進め、構想を具体化していく方針です。

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