「サハリン2」事業継承企業 ロシア政府が設立決定[2022/08/04 12:12]

 ロシア極東での天然ガス開発事業「サハリン2」について、ロシア政府は事業を引き継ぐ新たな企業を設立すると発表しました。

 タス通信によりますと、ロシア政府は3日、「サハリン2」の事業を引き継ぐ企業をサハリン州・ユジノサハリンスクに設立するよう命じたと発表しました。

 「サハリン2」で生産されるLNG=液化天然ガスは、日本の年間輸入量の1割近くを占めています。

 萩生田経産大臣:「我が国のエネルギーの安定供給のためには、サハリン2は極めて重要な拠点でありますので、(権益)維持を続けていくことに基本的には変わりありません」

 「サハリン2」に出資している三井物産と三菱商事は「日本政府や関係先と協議し、適切に対応して参ります」と述べています。

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