鶏卵高騰など響きキユーピーが年間業績予想を下方修正[2023/04/07 15:02]

 食品大手のキユーピーは鳥インフルエンザによる卵の価格高騰などを受けて、今年11月までの1年間の業績予想を47%の減益に下方修正しました。

 キユーピーは去年12月から今年2月までの第1四半期の連結業績を発表しました。

 それによりますと、純利益は前の年の同じ時期と比べて71.6%の減益でした。

 鳥インフルエンザの流行による卵の価格高騰に加え原材料やエネルギー、資材の高騰が要因です。

 また今年11月までの1年間の業績予想について前の1年間と比べて47%の減益を見込んでいます。

 1月10日に発表した19%の減益より下方修正しました。

 キユーピーは去年10月と今年2月に業務用のマヨネーズや卵の加工食品を値上げしていますが、価格転嫁が追い付かない状態が続いているということです。

 4月の東京地区の卵の平均卸売価格は、Mサイズが1キログラムあたり350円で、過去最高を更新しています。

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