トラック大手の日野自動車は排出ガスなどのデータ不正問題でコストがかさんだことなどにより、2022年度の決算で過去最大の赤字になったと発表しました。
日野自動車が26日に発表した2022年度の決算は、純損益で1176億円の赤字と過去最大でした。
通期の決算で最終赤字となるのは3期連続です。
去年3月に発覚した排ガスなどのデータ不正で顧客に対する補償費用が膨らんだことが要因です。
さらに、不正による出荷停止の影響で国内での販売が大幅に減少したことで、全世界での販売台数も前期に比べて7.6%少ない14万4000台と伸び悩みました。
2023年度については純損益が100億円の黒字に転換すると予想しています。
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