セブン&アイ・ホールディングスから投資ファンドへの売却で関係者の調整が難航しているデパート大手「そごう・西武」は、社長を交代すると発表しました。
そごう・西武の新しい社長には、1日付で田口広人取締役常務執行役員(62)が昇格します。
現在の林拓二社長は退任します。
新しい社長になる田口氏は1985年に旧西武百貨店に入り、セブン&アイの傘下では滋賀県の西武大津店長や「セブン&アイ・ネットメディア」の社長などを務めました。
田口氏の社長就任について、セブン&アイは「より推進力のあるトップに交代して売却を早期に完了させ、新しい環境で前向きに経営していくための体制強化」としています。
そごう・西武を巡っては、親会社のセブン&アイがアメリカの投資ファンドへ売却を決定していますが、関係者の同意が得られず2度延期するなど調整が難航しています。
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