内閣人事局は今年の通常国会で、官僚の答弁作成が終わった平均時刻は午前1時42分と、去年より1時間15分ほど早くなったと発表しました。
内閣人事局が通常国会が開かれていた今年5月から6月の官僚の働き方を調べたところ、国会議員の質問に対する最後の答弁作成を始めた平均時刻は、委員会前日の午後6時26分で、終わったのは午前1時42分でした。
前回の調査よりいずれも1時間以上早くなりましたが、依然として深夜勤務が常態化しています。
霞ケ関の官僚を巡っては、若手の離職者の増加や志願者の減少が課題となっています。
国家公務員制度担当 河野太郎大臣:「職員の負担感の大きい国会対応業務の改善に、継続的にこれからも取り組んでいくことが重要であると思いますので、定期的に状況を把握していきたいと思っております」
広告