東芝とローム協業 パワー半導体生産に国も後押し 最大1294億円助成へ[2023/12/08 15:51]

 経済産業省は東芝と半導体大手「ローム」が協業するパワー半導体事業に対し、最大で1294億円を助成すると発表しました。

 西村経産大臣:「電気自動車をはじめとして、パワー半導体の市場が大きく伸びるなかで、世界をリードしていく、そうした取り組みを進めていきたいと考えている」

 電気自動車などの電力制御に欠かせないパワー半導体事業を巡り、東芝が石川県の工場で、ロームが宮崎県の工場で半導体を分担して生産する計画です。

 事業費の総額は約3800億円に上るということで、経産省は最大で1294億円を助成することを決定しました。

 西村大臣は「国際競争力を向上させるために国内のメーカー同士の連携が不可欠だ」と強調しました。

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