日本生命が一時払終身保険の予定利率を1.0%に引き上げへ 1%台は9年ぶり[2023/12/12 21:24]

 日本生命は死亡時の保障に備えながら資産形成を行う一時払終身保険について、契約者にあらかじめ約束する利回り=予定利率を現行の0.6%から1.0%に引き上げると発表しました。

 一般的に予定利率が引き上げられると、契約者はこれまでより安い保険料で同じ額の保障を受けられるメリットがあります。

 日本生命によりますと、対象になるのは来年1月1日の契約分からで、予定利率の引き上げは今年1月に続いて2年連続です。

 また、予定利率が1%台になるのは2015年以来9年ぶりとなります。

 日本銀行の金融政策修正によって長期金利が上昇したことを反映しました。

 契約年齢が30歳の男性で、死亡時に支払われる保険金が500万円の場合、支払う保険料の総額はこれまでより70万9000円安くなるということです。

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