日本の家計に占める金融資産の残高が、今年9月末の時点で2121兆円となり過去最高を更新しました。
日本銀行が3カ月に1度公表する「資金循環統計」によりますと、9月末時点の家計における株式や保険などの金融資産の残高は前の年よりも5.0%多い2121兆2293億円となり、4期連続で過去最高を更新しました。
最も多かったのは現金・預金の1113兆円で、続いて保険や年金などの539兆円でした。
株価の上昇により株式が30.4%、投資信託が17.4%増えたことなどが残高の増加に影響しました。
また、日銀が保有する国債の割合は53.86%となり、2期ぶりに過去最大を更新しました。
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