楽天グループが発表した去年1年間の通期決算は、ネット通販事業や金融事業が好調だったため、売上高が2兆713億円と過去最高を更新しました。
楽天グループ 三木谷浩史会長兼社長
「今年何を目指すかということでございますけれども、昨年12月に(連結の)黒字化達成していますけれども、単月で。これを通期で続けていくということでございます」
一方で、携帯電話事業における基地局などの先行投資にかかった莫大(ばくだい)なコストが重荷となり、純損益は3394億円の赤字となりました。
前の年と比べて赤字幅は縮小しましたが、グループ全体の通期での赤字はこれで5年連続です。
楽天は、基地局整備のために多額の社債を発行していて、一部で資金繰りを心配する声が上がっていますが、三木谷氏は「様々な資金繰りの改善計画によって、2024年度以降のファイナンスについても、基本的には、それほど心配することはないかなと」と話しました。
(「グッド!モーニング」2024年2月15日放送分より)
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