「水素」で調理するレストラン　脱炭素の実現へ活用広がる

　脱炭素社会を実現する鍵とされる「水素」で調理する初めてのレストランが世界に先駆けて公開されました。

　レストラン「icHi」では、調理の時にCO2などを排出しない水素コンロを使います。

　ガスコンロよりも燃料費が2倍以上掛かりますが、火力は3割程度強く調理時間を短縮できるほか、燃焼すると酸素と結び付くため、料理には水分が含まれます。

　水素は様々な資源から製造でき環境への負荷も少ないことから、脱炭素に向けて乗り物などへの活用も広がっています。