自動車の量産に必要な「型式指定」の認証における不正が見つかったことを受けて、国土交通省は4日午前、トヨタ自動車に立ち入り検査に入りました。
4日朝、立ち入り検査に入った国交省は、本社にある資料やサーバーなどのデータを確認するとともに、対象車種が実際に国の基準に適合しているかなど詳しい事実関係を確認するとしています。
トヨタ自動車では「型式指定」の認証試験を巡り、2014年から今年4月末までに出荷された7車種、合わせておよそ170万台で不正があったと確認されました。
トヨタは生産中の「ヤリスクロス」など3車種で出荷や販売を停止しました。
国交省は他のメーカーについても順次調べる方針で、現在、調査途中としているトヨタに対しては最終調査結果の速やかな提出を求めています。
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