需要は1.5倍!GWもまだ間にあう「日帰りバスツアー」の魅力とは

スーパーJチャンネル

[2024/04/23 20:07]

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最大10連休!いよいよ今週末からスタートするゴールデンウィーク。
注目なのは、需要が1.5倍に急上昇している“超おトク旅”。その魅力に迫りました。

■“夢の国”ディズニー新ホテル公開

魔法の国での滞在が、まずまず長引きそうです。

リポーター
「ロビーに1歩踏み入れると、花の模様から、壁も細かい装飾まで、動物や植物がモチーフにされていて、ファンタジースプリングスの世界に一気に引き込まれます」

国内で6番目となるディズニーホテル、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルが、ついにメディア公開されました。

リポーター
「お部屋には、バンビや、ラプンツェルといったディズニーのキャラクターたちがあちこちにデザインされています」

グランドオープンは6月6日で、残念ながら今年のゴールデンウィークには間に合いませんが、今週末から平日休みを取れば、最大10日の大型連休が始まります。

そんな中、まだ間に合う!お得な旅行がありました。

■まだ間に合う!GW“おトク旅”

今年のゴールデンウィークはどこへ?

街の人
「特にないが、近場でちょこちょこ」
街の人
「(Q.今年のGWはどこへ)今のところ予定はない、別の日に行きます」
「(Q.なぜGWにどこも行かない)(GWは)高いし、人も多いし、混む」

調査会社によりますと、今年のゴールデンウイークの予算には、物価高や円安が影響するという人が6割を超え、使えるお金は、平均で2万8000円ほどと、去年とほぼ変わらないということです。

航空・旅行アナリスト 鳥海 高太朗 氏
「今年は遠くに出かける人がいる一方で、“安近短”という形で安くて、近くて、短い期間で楽しめるところの需要も多くある」

訪日外国人客の増加も、“安近短”に拍車をかけているといいます。

航空・旅行アナリスト 鳥海 高太朗 氏
「ホテルの価格がかなり上がっていて、その金額払うのであれば、近場で過ごすのがいいのではという人が多い」

阪急交通社によるゴールデンウィーク、国内旅行の人気の旅先は、3位が中国地方、2位が近畿、そして1位が関東でした。

また、テーマ別で見ると、日帰りバスツアーの需要が1.5倍に伸びているという結果が出ました。

■日帰りバスツアー“需要1.5倍”

およそ1時間かけて都内の名所を回る、はとバスのTOKYOパノラマドライブ。

利用客
「友達が来たら必ず(乗る)。私が連れて回ることはできない」

ツアー側は、ゴールデンウィークは暑すぎず、寒すぎず、おすすめだと話します。

はとバス・広報室 伊藤 百那 さん
「(GWは)まだ空きのある便もあるので、ご利用いただければありがたい」

さらにネモフィラが見頃の絶景スポット、国営ひたち海浜公園にも、続々とバスツアーが到着していました。

バスツアー客(名古屋から)
「素晴らしい、素晴らしい。一番いい時に来た」

およそ530万本のネモフィラが埋め尽くす、広大な見晴らしの丘は、都内から車で2時間ほどですが…

バスツアー客(埼玉から)
「バスツアーは黙って座っていれば、現地に連れていってくれる」
「安くて楽でそれが一番」

横浜から来たこちらのツアー客の場合、海浜公園や、あしかがフラワーパークなど、3カ所立ち寄り、弁当つきで、およそ1万2000円。
これを自力で行くと、高速代とガソリン代だけで1万7000円を超えます。

航空・旅行アナリスト 鳥海 高太朗 氏
「(立ち寄り先と)年間契約して一定の客を送り込むことで、安い料金で契約できる。これが利用者に還元されるので、バス旅行がGW中もそれほど高くない金額で利用できる」

近場の旅が増えている背景として、都内に麻布台ヒルズとか新しいスポットが続々誕生していることもありそうだということでした。

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