カキの“生食用”と“加熱用”何が違うかご存じですか?「鮮度」ではないんです!実は

スーパーJチャンネル

[2024/01/10 18:51]

2

■冬といえばカキ!

そのままでも!

焼いても!

フライにしても!

煮ても味わえるクリーミーさが魅力ですが…

お店で売られているカキには生食用加熱用があります。
何が違うのか知っていますか?

買い物客
「やっぱ鮮度の違い??じゃないの?」

生食用加熱用その違いは、鮮度ではないんです!

■旬のカキ 何が違う?“生食用”と“加熱用”

たっぷり身が詰まった今が旬のカキ。
生食用加熱用、何が違うのか秋葉(あきば)社長に聞きました。

アキダイ 秋葉弘道 社長
「新しいから古いからではなく、とれた海域によって変わる」
「新しいとか古いとか生食用加熱用関係なく、鮮度は新しくなきゃまずいので」

生食用加熱用の違いはとれた海域や処理の方法。

カキは水中のプランクトンを食べて育つため、水中の食中毒を引き起こす細菌やウイルスも内臓に蓄積しやすいのです。
そのため、生食用については採取する海域や浄化処理が食品衛生法によって厳しく定められています。

買い物客
「知らなかったです」

ちなみに鮮度は同じなのですが…

アキダイ 秋葉弘道 社長
「加熱用のほうが(エサになる)微生物がいるところで育っているので(加熱用は)大きく育ちやすい。生食用で大きいものは少ない」
「加熱用のほうが、よく洗っていないのでうまみがしっかりある」
「加熱するときは生食用ではなく加熱用がおいしい」
「カキは生で食べるのが好きな人いっぱいいますけど、加熱することによってさらにうまくなる」
「カキバター カキ鍋 カキフライ 野菜と炒めてもおいしい」

こちらも読まれています