「おにぎり」包むなら…ラップ?ホイル? メリットに明確な違い 理想のスタイルは?

スーパーJチャンネル

[2024/06/17 20:10]

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 おにぎりを包むならラップ?それともアルミホイル?みなさんは、どちら派ですか?

■どちらが“おにぎり”のために?

 どちらが多数派なのでしょうか?

 2年前(2022年)に、大手ラップメーカーとアルミホイルメーカーが共同で行った「おにぎり総選挙」の結果では、ラップ派は1万4037票、アルミホイル派は2864票となり、ラップ派が圧倒的に優勢でした。

 ただ、大事なのは数ではありません。どちらが“おにぎり”のためになるのかも重要です。

 そこで、ラップ、アルミホイルのメーカーにそれぞれのメリットを聞きました。

 まずは、大手ラップメーカー「クレハ」に聞いたラップのメリットです。

ラップのメリット
ラップのメリット

 クレハによりますと「ラップで包んで握って、そのまま持ち運べる」「電子レンジで、そのまま温めることができる」とのことでした。

 一方、大手アルミホイルメーカーの「東洋アルミエコープロダクツ」に聞いたアルミホイルのメリットです。

アルミホイルのメリット
アルミホイルのメリット

 東洋アルミエコープロダクツによりますと「包んだ時に適度な隙間ができるため、湿気が逃げやすく、お米とのりがべたつきにくい」とのことでした。

■「おにぎり協会」の代表に聞く…理想の“スタイル”

 ラップ、アルミホイルのそれぞれにメリットがありますが、これでは決着がつきません。

 そこで、おにぎりのスペシャリスト「おにぎり協会」の中村祐介代表に理想の“おにぎりスタイル”を聞きました。

 その結果が、「ラップで握り、アルミホイルで包む」でした。

理想の“おにぎりスタイル”
理想の“おにぎりスタイル”

 ラップで握ると素手よりも衛生的です。さらに、アルミホイルで包むと、湿気がこもりにくいため、お米の粒感が残りやすいということです。

 みなさんは、あすから“おにぎり”をどちらで包みますか?

 ちなみに、空気の逃げ道を作るように、ふんわりと包むのがポイントだそうです。

(スーパーJチャンネル「なるほど!ハテナ」2024年6月17日放送)

  • 「おにぎり総選挙」の結果
  • ラップのメリット
  • アルミホイルのメリット
  • 理想の“おにぎりスタイル”

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