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食パンに身近な“ある液体”を塗ってから焼くと、フワフワと香ばしさが復活します。
■食感復活…みりん?炭酸水?麦茶?
朝食の定番の「食パン」ですが、あるものを塗って焼くと“香りが引き立ち”、“カリッ”と“フワフワ”食感が復活します。
それは「みりん」「炭酸水」「麦茶」どれでしょう?
街の人(20代)
「みりん」
「みりん」
街の人(50代)
「みりん、風味が出るような」
「みりん、風味が出るような」
街の人(10代)
「炭酸水。みりんは、べたべたしそうで1番ない」
「炭酸水。みりんは、べたべたしそうで1番ない」
街の人(60代)
「麦茶、1番意表をついたのを選びました」
「麦茶、1番意表をついたのを選びました」
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■正解は?食べた時に香ばしさ漂う■正解は?食べた時に香ばしさ漂う
食感が復活するのは「みりん」「炭酸水」「麦茶」のうちどれなのでしょうか?
様々な喫茶店のトーストを食べ歩いて35年。日本トースト協会代表理事の梶田香織さんに教えてもらいました。
梶田さん
「サクッとして中はもちっとした食感が、食べた時にフワッと香ばしさが漂います」
「サクッとして中はもちっとした食感が、食べた時にフワッと香ばしさが漂います」
特におすすめなのが冷凍保存した「食パン」をおいしく解凍したい時だといいます。
梶田さん
「麦茶で水分を補うと、食べた時にフワッと香ばしさが漂います」
「麦茶で水分を補うと、食べた時にフワッと香ばしさが漂います」
正解は、なんと「麦茶」。
佐々木快アナウンサー
「麦茶?塗る?それ麦茶パンになりません?」
「麦茶?塗る?それ麦茶パンになりません?」
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■佐々木アナが検証「外カリッ!中フワッ!」■佐々木アナが検証「外カリッ!中フワッ!」
まず、どのように「麦茶」を塗ればいいのでしょうか?
梶田さん
「耳の所に水分を補ってあげるのがポイントです。白い部分は生地がやわらかいので水の塊がつくと、全然カリッと焼きあがらない」
「耳の所に水分を補ってあげるのがポイントです。白い部分は生地がやわらかいので水の塊がつくと、全然カリッと焼きあがらない」
ポイントは、耳の部分に多めに塗ることです。
次にトースターで焼いていきます。
佐々木アナ
「焼けました!食パンの焼きあがりのにおいですね」
「焼けました!食パンの焼きあがりのにおいですね」
普通に焼いたものと「麦茶」を塗ったものを比べると、見た目は変わりませんが、味は?
佐々木アナ
「全然違う。香ばしい香りがしてきます。外カリッ!中フワッ!が実現されています」
「全然違う。香ばしい香りがしてきます。外カリッ!中フワッ!が実現されています」
なぜおいしく焼きあがるのでしょうか?
梶田さん
「冷凍していた食パンは、水分がとんでパサパサに。麦茶で水分を補うと、麦茶の麦と小麦の麦が同じ穀物同士だから、麦茶の香ばしさが加わるんです」
「冷凍していた食パンは、水分がとんでパサパサに。麦茶で水分を補うと、麦茶の麦と小麦の麦が同じ穀物同士だから、麦茶の香ばしさが加わるんです」
この方法は、麦茶がない時は代わりに水を塗ると、香ばしくはなりませんが、食パンのフワフワでカリッとした触感は復活するということです。