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草餅や団子の定番食材の「よもぎ」が今、健康素材として見直され、国内外で注目されています。
抹茶に続け!健康志向で需要増
客 
「よもぎの味がおいしいです。抹茶とはまた違って」
「飲みやすいですね」
「よもぎの味がおいしいです。抹茶とはまた違って」
「飲みやすいですね」
今年7月、東京・渋谷区代官山にオープンしたのは、国内でも珍しいよもぎ専門のドリンクスタンドです。
人気メニューは、よもぎのフルーツスムージー。よもぎ独特のほろ苦さがバナナの甘い味わいとよく合います。なかには、ユニークなよもぎのエスプレッソもあります。
スムージーやラテのほか、焼き菓子も人気です。発酵よもぎのワッフルは、卵やバターなど動物性のたんぱく質や小麦を使っていません。
日本では草餅や団子の食材として親しまれてきたよもぎ。今では、その人気は外国人にも広がっています。
チリから来た男性 
「この味は初めて」
「この味は初めて」
カナダから来た人
「スーパー!」
「カナダでは抹茶ラテを甘くして飲むけど、これはあまり甘くないのが良いね」
「スーパー!」
「カナダでは抹茶ラテを甘くして飲むけど、これはあまり甘くないのが良いね」
THE YOMOGI STAND 佐藤啓太代表
「やっていて思うのは、男性の人でも体調管理をしている人が結構来てくれる。あと国籍も問わず、本当に(人気は)幅広いなと」
「よもぎが多くの方に浸透して、抹茶に近い形でよもぎも(海外で)スタンダードになるとすごく良いなと」
「やっていて思うのは、男性の人でも体調管理をしている人が結構来てくれる。あと国籍も問わず、本当に(人気は)幅広いなと」
「よもぎが多くの方に浸透して、抹茶に近い形でよもぎも(海外で)スタンダードになるとすごく良いなと」
収益につながる農産物に?
日本各地に自生する野草なだけに、これまで「収益につながる農産物」と見られていませんでしたが、需要の高まりを受け、栽培を拡大する動きも出ています。
新潟県のJAえちご上越では、2021年度から休耕田を活用したよもぎの栽培を開始。出荷量は2020年度の1.8トンからおよそ4割増え2.6トンに達しました。単価も1.6倍に上がりました。
ただ、国内全体では生産者の高齢化が進んでいて、質の高い国産よもぎを今後どう増やしていくかが課題です。
熊本県で生産や加工を行う会社の代表はこう話します。
阿蘇薬草園 井澤祐子代表
「よもぎは色がすぐ悪くなる性質がある。栽培自体はできるが、いいものを作ろうとすると(生産の)次の処理をするための加工体制で人を配置しないといけない。どうしても工程がたくさんあるので、そこ(人手不足解消)が一番のポイント」
「よもぎは色がすぐ悪くなる性質がある。栽培自体はできるが、いいものを作ろうとすると(生産の)次の処理をするための加工体制で人を配置しないといけない。どうしても工程がたくさんあるので、そこ(人手不足解消)が一番のポイント」
(「グッド!モーニング」2025年10月31日放送分より)
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