俳優の麻生久美子(46)、塩野瑛久(30)が18日、都内で同日にスタートするテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「魔物」(夜11時15分 ※一部地域を除く)の記者会見を行った。
「ドクターX 〜外科医・大門未知子〜」のテレビ朝日と、「梨泰院クラス」などのKドラマブームを作ってきた韓国・SLLとの日韓共同制作によるオリジナルサスペンスドラマ。実力ゆえ将来を嘱望されながらも、孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士・華陣あやめ(かじん・あやめ、麻生)が、殺人事件の容疑者・源凍也(みなもと・いてや、塩野)と危険な恋に落ちるラブサスペンスで、200の国と地域での配信も決定した。
不倫、DV、セックスなど、愛と欲望にまつわる過激なテーマを描く同作は、肌の露出も多く、二人の美しい絡みのシーンも見どころの一つ。
塩野は「脱ぐシーンがあって、体を鍛えたいなとは思った。体重は筋肉だけで5、6キロ増して、体脂肪(率)は5、6%くらい」と本格的に体作りをしたことを明かした。「僕の思念が入りまして、韓国の俳優さんって体格が良くて、スタイルが良くて、筋肉もあったりする。監督とかに日本の俳優はヒョロいなと思われたくなくて、ちょっと頑張りました」と胸を張った。
一方の麻生は「この作品に入る前に、1年間、朝ドラの撮影をさせていただいて、お母さん役をやっていたので、すごくおいしくご飯を食べていまして、それなりの健康的な体になった」と照れ笑い。そこから「この役をやらせていただくと決まって、これはそろそろ絞らないといけないって思って、ジムに通って4、5キロ落としました」と努力を明かした。
また、現場にはインティマシーコーディネーターも入り、事前に二人とも面談があったという。麻生は「どこまで自分ではできて、どう思っているのかを全て話すので、コーディネーターさんが付けてくれた芝居は、お互いに了承した上でお芝居できるので、遠慮せずに済む。気持ちよくできます」と撮影環境に感謝していた。