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SixTONESの松村北斗(29)が主演を務める実写映画「秒速5センチメートル」の10月10日公開が28日、発表された。本作のティザービジュアルも同時に発表された。
物語は、小学校卒業とともに離れ離れになった遠野貴樹と篠原明里の特別な想いと、時の流れによるすれ違いを描く。
今作のティザービジュアルには、大きな桜の木の前に佇む松村が演じる主人公・遠野貴樹が描かれている。雪が降り積もる夜、この場所に立つ貴樹は何を想い、何を見つめるのか。
原作は、アニメーション監督の新海誠氏が手掛けた2007年公開の同名劇場アニメーション。主な作品に「君の名は。」(16年)、「天気の子」(19年)、「すずめの戸締まり」(22年)などがある。新海監督はアニメで、現代の若者の感情や孤独、すれ違いを繊細に描く作風"新海ワールド"と呼ばれ共感を呼んでいる。
監督は映像監督・写真家の奥山由之氏が務める。広告やファッション、音楽業界からもオファーが多く、様々な作品とコラボレーションをしている奥山氏は、米津玄師「感電」「KICK BACK」、星野源「創造」などのミュージックビデオやコマーシャル映像を監督している。
松村は本作のオファーについて、「はじめにタイトルと原作アニメの画が載っている企画書を見せていただいて、それが『秒速5センチメートル』の実写化だということを一瞬で理解して、仰天しました」と振り返った。
そして、「アニメの実写化を演じるのはすごく不思議な体験だと思いました。通常の実写の映画に近いけれど何かが違う、演じている側も楽しい時間だなと感じました」とコメントした。