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お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山崎静代（46）、俳優の平田満（71）が11日、東京・渋谷区の新国立劇場で行われた、舞台「ザ・ヒューマンズ―人間たち」（12〜29日まで上演）の公開フォトコール＆初日前会見に登場した。
米・ブロードウェーでも上演され、トニー賞、オビー賞など多数受賞、映画化もされたスティーヴン・キャラム氏のヒット作。
ニューヨークのマンハッタンの老朽化したアパートを舞台に、感謝祭を祝うために集まったある家族の会話から、貧困、老い、病気、愛の喪失への不安、宗教をめぐる対立などが浮かび上がる一夜の物語。
平田は一家の主エリック・ブレイク、山崎は娘エイミー・ブレイクを演じる。
平田は開幕を前に「お客様がどういうふうに見てくれるか全く想像がつかない。開けてのお楽しみかなと思います」と期待を膨らませた。
山崎は苦労したシーンについて「演出でもよく言われたけど、私は悲しいところは悲しく演じてしまう。それを隠したり、逆の表現をしないといけないのに、ストレートにやってしまうところがあって、そこはいろいろ指摘された」と苦笑い。「私、ボクシングをやっていたので、“ストレートを打ちますよ”って相手にバレバレの感じで、気持ちばっかりが前に行って、うそをつけないというか。フェイントをして打たないといけないのに。自分の性格がつい出てしまい、まっすぐにやっている（演じている）と違うっていうのが結構苦労したところ」とボクシングに例えながら明かした。
