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WOWOWのドラマW「おい、太宰」の完成報告会が18日、都内で行われ、俳優の田中圭(40)、小池栄子(44)、宮澤エマ(36)が登場した。
同ドラマは、三谷幸喜氏のオリジナル脚本で、監督も務める“完全ワンシーンワンカットドラマ”シリーズの12年ぶりの新作。太宰治を敬愛する男が時代を超えて奮闘するタイムスリップコメディー。
100分近く、1度もカメラを止めることなく撮影する手法のため、衣装やメイクが崩れてもそのままの姿が映し出される。
三谷氏は「田中さんはほぼ出すっぱりで、本当に大変だったと思うし、こんなにたくさんの時間、田中圭を見られる作品って、そうはないと思いますし、最後はもういいっていうくらい出ている」とPR。
田中は大変だったことを問われ、「汗が出すぎて、止まらなかった」と振り返り、三谷氏も「最後はもう悲壮感も漂って、見たことのない顔になっていた。人間ってあんなに水分が出るんだって思った」とうなずいた。
また、物語にちなみ、タイムスリップするならいつ? という質問に、小池は「小学生くらいですかね」と答え、「人生の華やかさのピークだった。商売をやっている家で、一番イケイケだった。一番生意気で、お山の大将だった。無敵だと思って、自分にできないことはないって思っていた」と遠い目。「何でもできるんだって輝いていた時代にもう1回行きたい」と“過去の栄光”を追っていた。