山村紅葉が“ミステリーの女王”と呼ばれ、今年没後30年を迎えた母で作家の山村美紗さんについて語る場面があった。
昔から母と容姿が似ていないことに悩んでいたという紅葉。母子手帳に記された血液型と実際の血液型が違っていたことから、「自分は本当は誰の子なのか」と疑いを持つようになったそう。
「母が『そりゃ拾ってきた子だから違うわよ。鴨川で流れてたから拾ってきた』とか言い出すから、本当に違うんじゃないかなとか、本当のお母さんは誰なんだろう、どこにいるんだろうってずっと考えたこともありました」と当時の切実な葛藤を振り返った。
しかし、母と同じ65歳になって初めて小説を執筆した際、母との思わぬ共通点に気づかされることに。
「書くスピードがすごく速かったので、編集者の方に『お母さんもめっちゃ速かったですけど、紅葉さんもびっくりするほど速い。お母さんにそっくりですね』と言われたり、『読みやすい文章でスラスラ読めちゃうところがお母さんと似ている』っていろんな方に言っていただいたのがすごく嬉しくて…本当は母と似ているって言われたかったんだなと」
母が亡くなった年齢(65歳)になり、母が生業としていた小説を初めて執筆したことで、ようやく母娘の繋がりを実感できたという。「はじめて『本当の親子なんだ』と(感じた)。それがすごく嬉しかった」と笑みを浮かべながら語った。
そして黒柳徹子が血液型について改めて聞くと、「今調べてもA型」と返答。「なんでO型って母子手帳に書かれていたのかなと。これも謎、サスペンスなんです。解かないといけない謎かもしれない」と茶目っ気たっぷりに話していた。
そのほか番組では、母の没後に届いた「想像もつかない額の請求」に絶句したという裏話も披露。その理由はミステリー作家ならではのもので…。

