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秋田県鹿角市。人口2万6千人ほどのこの小さな町で11月1日、初の野外フェス『クロマンタロックフェス』が開催された。例年報じられるクマ被害や、歯止めのかからない人口減少―そんなマイナスイメージと闘う町が仕掛けた大きな試みだ。
今年は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や「LuckyFes’26」などの大規模野外フェスが、台風の影響で一部中止になるなど、各地で天候に泣かされるケースが相次いでいた。
そんな中で迎えた当日は、伝統芸能「大湯大太鼓」や、地元高校の吹奏楽演奏で幕を開けた。
その後も、鹿角市出身のアーティストから、つじあやの、サニーデイ・サービスといった有名アーティストまで、総勢7組がステージを彩った。
心配されたクマの出没や天候の影響もなく、初めての野外フェスは無事に幕を閉じた。
年々人口減少が加速する鹿角市では、令和5年には722人が転出している。地元の高校は、3校が合併し1校になるなど若者の減少が顕著だ。
フェスの実行委員である奈良明日香さんは、こうした問題に一石を投じられたのではないかと語る。
奈良明日香さん
「クマ被害でマイナスイメージが強かった秋田ですが、来場者から『自然が気持ちいい』『夜空の星がきれいで感動した』という声をもらいました。また、若い人からも『すごい貴重な体験ができた』といった声もあり、一歩一歩でもいいのでこういった声を増やしていきたいと思います」
「クマ被害でマイナスイメージが強かった秋田ですが、来場者から『自然が気持ちいい』『夜空の星がきれいで感動した』という声をもらいました。また、若い人からも『すごい貴重な体験ができた』といった声もあり、一歩一歩でもいいのでこういった声を増やしていきたいと思います」
若者たちにもっと鹿角を好きになってもらう、また戻ってきたい場所、住み続けたいと思ってもらえる場所にしたい…そう語っていた奈良さん。
マイナスイメージを、若者たちの歓声が吹き飛ばした一日。鹿角市の新たな挑戦は、確かな一歩を踏み出した。
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