オリンピック開催地の決定に影響力があるIOC=国際オリンピック委員会の選手委員の選挙で、当選無効になった男子ハンマー投げの室伏広治選手がスポーツ仲裁裁判所の聴聞会に出席し、証言を終えました。
室伏選手は、当選無効の取り消しを求めて提訴しています。聴聞会では、仲裁人が双方の主張を聞きました。
室伏広治選手:「自分のことをしっかりと主張できたと思います。後はCAS(スポーツ仲裁裁判所)のほうに判断を委ねることになります」
選手委員は、母国が立候補した場合は開催地選定で投票できませんが、ほかの委員へのアピールなど間接的な影響力があります。
広告