ロシア極東のシベリアでマンモスの死骸が発見され、液体状の血液が採取されました。
マンモスの死骸は、1万年から1万5000年前に生息していた50歳から60歳の雌とみられます。マイナス10度の気温のなか、筋肉や組織など極めて良好な保存状態で発見され、穴を開けると血液が流れ出しました。研究者によりますと、採取した血液はマイナス17度でも凍らず、「マンモスは長い冬を乗り切る特性を持っていたと考えられる」としています。また、クローン技術を用いて再生させることにも期待を寄せています。マンモスは沼地にはまって抜け出せなくなり、死んだとみられます。
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