美術品窃盗団の母親が、証拠隠滅のためピカソやモネなどの絵画を燃やしてしまったとルーマニアのメディアなどが報じました。
燃やされてしまったのは、ピカソやモネ、ゴーギャンなど名だたる画家の作品合わせて7点です。ロイター通信によりますと、日本円にして数十億円に相当するということです。これらの作品は去年10月、オランダ・ロッテルダムの美術館から盗まれたものでした。この事件で、ルーマニア人6人が逮捕・起訴されていますが、絵画は見つかっていませんでした。地元メディアなどは、そのうちの一人の母親が証拠隠滅を図り、当初、絵画を廃屋に隠したり村の墓地に埋めるなどしていましたが、警察が捜索を開始した時に燃やしてしまったと伝えています。
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