イギリスの高級紙「ガーディアン」は、アメリカがイギリスの情報機関に秘密裏に資金提供をしていたと報じました。
2日付のガーディアン紙によりますと、アメリカ政府は、イギリスの通信傍受機関「GCHQ」に対し、ここ3年間で少なくとも150億円の資金を秘密裏に提供していたということです。これは元CIA=米中央情報局の職員のエドワード・スノーデン容疑者から入手した文書で明らかになったとしています。ガーディアン紙は、アメリカが資金の提供によって影響力を増し、イギリスの情報収集プログラムを利用するためだとしています。また、イギリスがアメリカ国内でスパイ活動を行い、その情報をアメリカに提供している可能性も指摘しています。
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