シリア軍事介入　米議会側、大統領の方針支持表明[2013/09/04 05:54]

　シリアに対する軍事行動について、アメリカのオバマ大統領は、具体的な行動の内容など議会の求めに合わせて柔軟に対応する考えを示し、議会側も大統領の方針を支持することを表明しました。

　オバマ大統領：「議会が軍事行動を承認してくれる限り、目的を達成できる自信を持っている」
　議員幹部らとの会談で、オバマ大統領は、化学兵器の使用に対して軍事行動を起こさなければ、核の拡散など国際的な規範を破っても良いことになると議会側に理解を求めました。下院で過半数を占める野党・共和党のベイナー議長は会談の後、オバマ大統領の方針を支持する考えを示しました。
　一方、国連の潘基文事務総長は、安保理の決議なしの軍事行動は国際法に違反するという認識を示し、オバマ大統領をけん制しました。

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