バチカン大使を児童への性的虐待の疑いで捜査開始です。
刑事事件として捜査が始まったのは、中南米のドミニカ共和国に駐在するヨゼフ・ベゾロフスキ大司教(65)です。大司教はポーランド出身で、ドミニカ共和国に6年間駐在していましたが、児童への性的虐待に関与した疑いが浮上し、先月、バチカンに解任されました。大司教の所在は分からなくなっていますが、ドミニカ共和国の検察も捜査を開始しました。バチカンでは、聖職者による児童への性的虐待が相次ぎ、フランシスコ法王は、違反したものに対して断固とした対応を取るよう指示しています。今回の事件でも性的虐待が明らかになれば、厳罰が課されるとみられています。
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