人権問題について話し合う国連総会の委員会で、韓国が従軍慰安婦問題で日本を念頭に謝罪を要求し、日韓が反論を繰り返す展開となりました。
韓国・趙允旋(チョ・ユンソン)女性家族相:「責任ある政府が法的な責任を認識し、被害者が受け入れ可能な、適切な対応を取ることを強く勧告します」
慰安婦問題について韓国は、10分の持ち時間の多くを費やし、「政府は法的責任を果たすべきだ」と名指しこそ避けたものの、日本を念頭に謝罪と賠償を要求しました。韓国は、先月の国連総会の一般討論演説では、「戦時下の性暴力」という表現にとどめていましたが、委員会では女性閣僚に演説させ、表現もこれまでより強めました。韓国の主張に対して日本は、「すでに謝罪し、賠償についても解決している」と改めて反論しました。
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