核開発問題を巡るイランと欧米など6カ国との協議は8日、急きょ、閣僚級に格上げして続けられていますが、難航している模様です。
AFP通信などによりますと、協議では、イランが核兵器の開発につながるウラン濃縮活動を制限し、6カ国側は、経済制裁を限定的に緩和するといった「第一段階」の合意に向けて議論が続いています。事態を打開するため、アメリカのケリー国務長官ら各国の閣僚が駆けつけましたが、経済制裁の緩和の範囲や濃縮ウランの扱いを巡り、議論は難航している模様です。
テヘラン市民:「経済制裁がなくなれば、イランには大きなステップになる。ただ、(政府の)態度一つで、状況は良くも悪くもなる」
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