アメリカと中国が競争を激化させている月や火星などの宇宙探査を巡る閣僚級会議が開かれ、主催したアメリカは、競争より協力だと呼びかけてリーダーシップをアピールしました。
米国務省・バーンズ副長官:「もし私たちが競争よりも協力にその努力を集中させれば、チャンスは太陽系と同じくらい巨大なものになる」
会議には、日本やアメリカ、中国など約35カ国が出席し、宇宙探査の平和利用などで意見交換しました。また、会場では下村文部科学大臣が韓国の代表団に対し、「政治的に膠着(こうちゃく)しているが、宇宙の分野では連携したい」と話しかけ、韓国側も「ぜひ、そうしたい」と応じたということです。
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