ロシア軍とみられる部隊が展開 緊張続くウクライナ[2014/03/05 11:49]

 ウクライナでは、プーチン大統領が軍事介入を否定した後も緊迫感が漂っています。

 クリミア半島のシンフェロポリ近郊では、4日もロシア軍とみられる部隊がウクライナ軍の基地を包囲する様子が見られました。ロシアはガス供給でも圧力を強めていて、政府系企業「ガスプロム」が4日、ウクライナ向けの天然ガスの供給価格を50%近く引き上げると発表しました。こうした中、アメリカのケリー国務長官が首都キエフに到着し、治安部隊とデモ隊が衝突し、多くの犠牲者を出した独立広場を訪れました。集まった市民らに対し、「彼らは自由のために戦った」と激励しました。

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