国際

2014年3月19日 05:50

ロシア大統領「不可分の土地」クリミア編入を宣言

2014年3月19日 05:50

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 ロシアのプーチン大統領が、ウクライナ南部クリミア自治共和国について、「強力で安定した主権の下に存在しなければならない」と述べ、ロシアに編入すると宣言しました。

 ロシア・プーチン大統領:「(クリミアは)強力で安定した主権の下に存在しなければならない。それはロシアだけだ」
 プーチン大統領は18日、クレムリンで演説し、クリミアの住民投票は「国際法にのっとり、民主的な方法で行われた」と指摘しました。また、ロシアとクリミアは「常に不可分の土地であった」と強調し、編入を正当化しました。プーチン大統領は演説後、クリミアの首相らとともに編入の為の条約に署名しました。今後、憲法裁判所による合憲判断や議会による条約の批准手続きが行われることになります。

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