中国との貿易協定の撤回を求めて台湾の議場を占拠している学生らは、要求が通るまで占拠を続けると宣言し、大規模なデモを呼び掛けました。
学生代表:「(抗議活動は)終わりません。馬総統政府が頭を下げた時に終わります」
代表を務める学生は、30日に台湾の国会にあたる立法院から馬英九総統が執務を行う総統府までの約1Kmの道を市民で埋め尽くし、抗議集会を開くと発表しました。また、27日で10日目を迎えた立法院の占拠も続けられる予定です。学生側は馬総統との直接対話を求めていますが、実現のめどは立っておらず、事態は長期化する恐れもあります。
一方、地元メディアによる世論調査では、学生の行動を支持する人や中国との貿易協定の見直しを求める人が半数以上を占めています。
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