韓国南西部の沖合で、高校生ら450人を乗せた旅客船が浸水し、沈没中です。
（大野公二記者報告）
韓国のテレビ局は、特番などを組んでこのニュースを報じ続けています。韓国の連合ニュースによりますと、韓国南西部の珍島（チンド）という島の近くで16日午前9時ごろ、修学旅行生ら約450人が乗った旅客船から救難信号が出されたということです。船は現在、浸水中で、船の案内放送で「乗客の皆さんは、すぐ海に飛び込んでください」というような放送も流れているということです。乗客に日本人が含まれているかどうか、日本大使館が確認しているということです。現地メディアは現場の写真を公開していて、船が90度に倒れているような写真も出ています。現在、海軍などが救助にあたっていて、午前10時20分現在で190人が救助されたということです。現場は濃い霧に包まれていて、船が岩にぶつかったという情報も出ています。この船は長さ146m、幅22mで、921人、車は150台など運ぶことが出来るかなり大型の船になります。現在、海軍の船13隻、消防のヘリ7台、そして民間の漁船なども加わって救助活動が行われているということです。韓国政府は、午前10時半から状況をブリーフするとしています。
映像：ニュースY
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