検問所で銃撃戦も 新ロシア派の政府建物占拠続く[2014/04/20 17:37]

 混乱の続くウクライナ東部では、親ロシア派による建物の占拠が続くなか、キリスト教の復活祭を祝う週末を迎えました。

 ドネツクでは、20日朝から市民が教会に集まって復活祭を祝うなど、大きな混乱はみられません。しかし、親ロシア派による政府の建物の占拠は、依然として各地で続いています。こうしたなか、ロシアのメディアは、ドネツク州北部スラビャンスクにある親ロシア派の検問所で20日未明、銃撃戦が起き、5人が死亡、4人がけがをしたと伝えました。アメリカとEU=ヨーロッパ連合は、週明けまでに事態が改善されなければロシアへの追加制裁も検討していますが、事態が好転する気配はありません。

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