国際

報道ステーション

2014年5月2日 21:55

4月米雇用統計 失業率は6.3% 5年半ぶりの低水準

2014年5月2日 21:55

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 アメリカの先月の雇用統計が発表されました。失業率は6.3%で、5年半ぶりの低水準となりました。労働市場の回復が堅調に進んでいることを示しています。

 アメリカ労働省が2日に発表した雇用統計によりますと、先月の失業率は6.3%で、前の月よりも0.4ポイント改善し、2008年10月以来、5年半ぶりの低水準となりました。一方、景気の動向を最も敏感に反映する非農業部門の就業者数は幅広い分野で雇用が増え、前の月に比べて28万8000人増加しました。市場は21万人の増加を予測していましたが、これを大幅に上回り、労働市場の堅調な回復を示す結果となっています。FRB=連邦準備制度理事会は、アメリカ国債などを買い入れて市場に資金を供給する量的緩和策を縮小していますが、今回の統計などを受けて、引き続き縮小を継続するとみられます。

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