ウクライナ東部では、ドネツクの空港が突然、閉鎖されるなど、今週末に予定される住民投票を前に情勢が緊迫しています。
親ロシア派のメンバー:「ウクライナ軍が来たら、タイヤに火をつけて煙幕を張るんだ」
ウクライナの暫定政権は、東部の町スラビャンスクの奪還を目指して制圧作戦を進めてきました。親ロシア派は徹底抗戦の構えで、5日の戦闘だけでも双方合わせて40人近くが死亡しています。そして、6日には突然、ドネツクの空港が閉鎖されました。このため、市民の間には、軍がドネツクを制圧するのではという臆測が広まりました。また、安全の確保を理由に業務を停止する銀行も増えていて、今週末に予定されている住民投票を前に混乱に拍車が掛かっています。
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