ナイジェリアで200人以上の少女を拉致しているイスラム過激派のテロ組織「ボコ・ハラム」が軍や警察を襲撃し、少なくとも31人を殺害しました。
ボコ・ハラムは26日夜、ナイジェリア北東部で軍の基地や警察の宿舎などを襲撃しました。ロイター通信によりますと、これまでに少なくとも31人が死亡したということです。ボコ・ハラムは先月以降、学校を襲撃して200人以上の女子生徒を拉致しているほか、爆破テロなどを各地で繰り返しています。アメリカは、少女の救出活動を支援するためにナイジェリアに専門家チームを派遣しているほか、隣国のチャドに80人ほどの兵士を送っています。
「ボコ・ハラムが公開した映像」
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