大統領が親ロ派「掃討作戦停止」を発表 ウクライナ[2014/06/19 10:32]

 ウクライナのポロシェンコ大統領が、戦闘が続くウクライナ東部の沈静化を目指し、一時的な停戦計画を提案しました。

 ポロシェンコ大統領は18日、ウクライナ軍が親ロシア派の武装勢力に対して行っている掃討作戦を一方的に停止するとした停戦計画を発表しました。親ロシア派武装勢力の合意を取り付けて武装解除を促し、東部地域の正常化を図るとしています。また、正常化した後は、憲法を改正して東部地域の地方自治を認める考えも示しています。ただ、ウクライナ東部では、依然としてウクライナ軍と親ロシア派武装勢力による戦闘が続いていて、停戦が実現するかは不透明な情勢です。

こちらも読まれています