ロシア大統領がウクライナ大統領の停戦案を支持[2014/06/22 15:21]

 ロシアのプーチン大統領は、ウクライナのポロシェンコ大統領が決めたウクライナ東部での一方的な停戦への支持を表明しました。

 ポロシェンコ大統領は20日、政府軍に対し、東部での親ロシア派との戦闘をやめるよう命じ、和平計画を発表しました。プーチン大統領は21日、この決定を支持するという声明を出し、すべての勢力に戦闘をやめ、交渉に臨むよう呼び掛けました。ただ、停戦命令後もウクライナ軍による攻撃が続いていることを批判し、実際の行動が伴わなければ和平計画は実現しないと牽制(けんせい)しました。ウクライナ東部ドネツクでは、親ロシア派武装勢力100人が集まり、和平計画を「非現実的だ」と非難し、徹底抗戦を誓いました。

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