去年2月、グアムで起きた無差別殺傷事件の裁判で、日本人の遺族らが初めて出廷し、「毎日、悔しい思いをしている」と証言しました。
チャド・デソト被告(22)は、去年2月にグアムで日本人3人を殺害し、11人にけがをさせた加重殺人などの罪に問われています。23日の裁判で、日本人の遺族らが初めて出廷し、亡くなった横田仁志さん(当時51)の妻・美智子さんは「夫が亡くなって、毎日、悔しい思いをしている」と涙を流しながら証言しました。また、足などに重傷を負ったと説明したうえで、「仕事をしないと食べていけないので、杖をついて仕事に行かせてもらっています」と話しました。デソト被告側は精神疾患を理由に無罪を主張しています。
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