アメリカ国務省で北朝鮮問題を担当するソン・キム特別代表が就任後、初めて日本や中国、韓国を訪問するためアメリカを出発しました。
米国務省、ソン・キム北朝鮮担当特別代表:「特別代表として初めての訪問だ。韓・日・中で良い協議ができることを期待する」
先月に就任したキム特別代表は、12日までの日程で、韓国・日本・中国の順に訪問する予定です。外務省の伊原アジア大洋州局長や中国の武大偉特別代表ら北朝鮮担当の高官とそれぞれ会談し、核開発や人権問題など対応について協議します。伊原局長との会談では、拉致被害者の再調査を巡る日朝協議についても話し合うとみられます。また、国務次官補代理として日米関係についても政府高官と意見交換をする予定です。
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